マンション管理 FAQ

専用部と共用部

Q.先日、床下の排水管から漏水し、階下の方にご迷惑をかけました。保険対応ができましたが、私が加害者になるのでしょうか? 目が届かない排水管まで管理責任を負うのは納得できなませんが。

A.心情的には良く分かるお話しです。
国土交通省が定めた「中高層共同住宅管理規約」には専有部分と共用分の範囲について記載されていますが、この中で、排水管等については排管継手および立て管、が共用部の範囲とされています。
従いまして、お問い合わせの床下排水管は「専用部分」となり、そのお部屋を所有されている方の管理範囲に含まれます。
では、そのメンテナンス方法ですが、管理組合が主導で行なう排水管洗浄は共用立て管は勿論、各専有部内のキッチンや洗面場等の排管まで洗浄を行なうはずですから、必ず洗浄を受けるようにして下さい。また、普段の生活においても油や髪の毛、異物等を流さない工夫も必要でしょう。
今回の保険対応において、漏水の原因箇所が属する方が「加害者」、漏水被害を受けられた方が「被害者」として示談書の取り交わしをされたと思いますが、書類上の振り分けであり、大して気に留める必要はないと思います。

Q.部屋に収納スペースがあまりなく、バルコニーに物置を設置しようと思いますが・・・

A.バルコニーや専用庭等は共用部に属しますが、専用使用権があり、そのお部屋の方が独占排他的に使用できる場所です。独占的に使えるからといっても共用部ですから、当然使用ルールがありますし、非常時には避難路として他の居住者が通るわけですから、それを阻害する物置の設置は止めるべきです。
また、このような専用使用権がある共用部は日常の管理もその部屋の所有者が行なわなくてはいけません。
バルコニーに水が溜まりますと階下の方に漏水被害を及ぼすことになりますから、ドレン周りが目詰まりしないよう日頃から注意して下さい。

Q.10日間ほど海外旅行を予定していますが、その間に何か起こっても困りますから、部屋の鍵を管理会社に預けたいと思っていますが…

A.賃貸マンションであれば部屋の合鍵はオーナーや管理会社が保有している場合もありますが、分譲マンションの場合には、大切なお部屋の鍵を管理会社が一時的でもお預かりすることは、まず無いと思います。(少なくとも弊社ではお預かりいたしません)
くれぐれも戸締りの確認や火の元の始末に留意して旅行を楽しんできてくだい。

Q.部屋のリフォームは自由にできますか?

A.管理組合ではリフォームの工法、使用材質、範囲等が管理規約・使用細則で規定されているところもあります。
リフォームを行なう場合には、事前に指定書式に工事内容や工期、作業時間等を記載し管理組合に提出して了承を得ておく必要があります。